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2011年03月16日

400ミリシーベルトって?

福島原発3号機付近で1時間あたり400ミリシーベルトの放射線量を記録しました。

400ミリシーベルトって、けっこう凄い量に思われると思います。
ではどのくらいの放射線量なのでしょうか?

まず、1シーベルト(1000ミリシーベルト)から考えましょう。
1シーベルトは、人命を損なうには至らないが、けっこう大きな量になります。
人体へのダメージとしては、1キログラムの鉄球をぶつけられた時のダメージと同等です。
結構大けがをします。

4シーベルト(4000ミリシーベルト)になると、約半数の人が命を失うと言われています。
4キロの鉄球(ボーリングのボールくらいの大きさ)をぶつけられた時のダメージと同等ですから、イメージできると思います。


ということで、400ミリシーベルトは400グラムの石をぶつけられたくらいのダメージなので、当たり所が悪ければ痛い思いをするくらい、といった感じでしょうか。

400ミリシーベルトって?


ということで、関東地方で観測されている1マイクロシーベルトっていうのは、1円玉の1000分の1のものをぶつけられた時に生じるダメージ? きっとぶつけられたのもわからないですね。
ということで安心していただきながらも、今後の状況の正確な把握を欠かさないようにしましょう。


上記ダメージに関する参考文献です。

400ミリシーベルトって?






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Posted by クマさん at 10:09│Comments(0)医療
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